
– NEW RELEASE –
For the First Time (Cover)
The Sophs
名門レーベル〈Rough Trade Records〉と今年契約し、その発表と共にリリースしたデビュー・シングルの7インチがここ日本でも即完するなど、世界中で話題沸騰中のロサンゼルス出身6人組バンド、The Sophs(ザ・ソフス)。新進気鋭の大型新人バンドが、日本でも大きな人気を誇るマック・デマルコのカバー「For the First Time」をミュージック・ビデオと共に公開した。また、先日公開されたシングル「DEATH IN THE FAMILY」の7インチは来週の金曜日に発売される。
The Sophs – For the First Time (Cover)
ザ・ソフスのヴォーカル、イーサンは、このカバーについて次のように語っている:
「マック・デマルコの”For the First Time”を初めて聴いたとき、その繊細さに心を打たれた。僕たちザ・ソフスも、そういうむき出しな感情が大好きなんだけど、普段はもっとラフで混沌としたフィルターを通して表現してる。だから、この曲をカバーする時は、あえて繊細にはしないと決めたんだ。曲の核心には手を加えず、手の届きそうで届かない恋心の郷愁はそのままに、テンポを上げてエッジを荒々しくした。マックの曲をサーフ・パンクの視点で捉えた感じ。ギターをもっと鋭くして、リズム隊に勢いを加え、ヴォーカルは諦めというより苛立ちに近い感情で歌ってる。これは一緒に叫んで歌えるラブソングなんだ。緊張感があって、ノスタルジックで、ほんの少しだけイカれてる。マックにダメ出しされないといいけど。でもどっちにしろ、これはザ・ソフスらしさ全開のアプローチ。綺麗なものを大きな音でぶっ放す、それが僕たちのやり方なんだよ。」

バンドの率直すぎる誠実さ、激しいまでに露わな内面、そして多くのジャンルにまたがるサウンドが、名門レーベルの注意を即座に引きつけた。〈Rough Trade Records〉は、創造性と多様性、そして「媚びた振る舞いなんて期待しないで」というような姿勢を彼らの音楽に感じ取った。フロントマンのイーサン・ラモンを中心に、サム・ユウ(キーボード)、オースティン・パーカー・ジョーンズ(エレキ・ギター)、セス・スメイズ(アコースティック・ギター)、デヴィン・ラス(ドラムス)、コール・ボビット(ベース)というメンバー構成のザ・ソフスは、どんなステージにも立てるだけの魅力を持っていると言える。「郵送されてきたデモを聴いて心が高鳴り、その送り主を突き止めずにはいられなくなった…そんな経験は滅多にない。でも、イーサン・ラモンが送ってくれた音楽を聴いたとき、それが起こったんだ」と〈Rough Trade Records〉のジェフ・トラヴィスとジャネット・リーは語る。ザ・ソフスは、8月にニューヨークで2回のフリー・ライブを行ったあと、初めてイギリスとヨーロッパでのライブを行う予定だ。イギリスでは8月に開催されるEnd of the Road Festivalへの出演も決定している。
◆◆ Release Information ◆◆

ARTIST : The Sophs
TITLE : For the First Time (Cover)
RELEASE DATE : Out Now
LABEL : Rough Trade Records
◆ Artist Biography
The Sophs|ザ・ソフス
Rough Trade Recordsとの契約を発表した、ロサンゼルス出身の6人組バンド。デビュー・シングル「SWEAT」のミュージック・ビデオでは、楽曲の持つ緊張感を描き出し、不快さの中にある美を捉えているデヴィッド・リンチを想起させるような映像で構成されている。また、「At Your Worst (You Tried Your Best)」を追加収録した7インチをリリース。
Instagram : @sophsesque