
– NEW RELEASE –
Live at Revolution Hall
Adrianne Lenker (Big Thief)
Photo Credit: Noah Lenker
現代USフォークの頂点に君臨するバンド、ビッグ・シーフのエイドリアン・レンカーが、グラミー賞とブリット・アワードにノミネートされた昨年のソロ・アルバム『Bright Future』に続き、43曲入り計120分間の臨場感あふれるライブ・アルバム『Live at Revolution Hall』を、4月24日にデジタル配信と2本組カセットにてリリースすることを発表した。カセットは〈4AD〉及びエイドリアン・レンカーの公式オンラインストアにて予約受付中。本作品は、2024年に行われた”Bright Futureツアー”の3日にわたる音源を組み合わせた音響ドキュメンタリーであり、ファンの人気曲やレア曲、未発表曲のライヴ・パフォーマンスを収録。それに合わせて収録曲「happiness」が本日リリースされた。
本作は、かすかな揺らぎと透き通るようなサウンドを繊細に織り交ぜた、見事な音のリアリティを宿している。ビッグ・シーフの全アルバムやメンバーのソロ作品も手がけるエンジニアのアンドリュー・サーロによる録音は、聴く人の足元をふわりと浮かせ、まるで映画のような感覚へと誘う。ときにリスナーは、エイドリアン・レンカーやニック・ハキム(p)、ジョセフィン・ランスティーン(vln)と同じステージに立ち、やがて観客の頭上を越え、壁を抜け、さらには扉の外へと連れていかれる。
以下はアンドリュー・サーロによる言葉である。
“このアルバムは、彼女への深い敬愛なしには成し遂げられなかったと思います。音楽の力が人々を魅了し、浸透していく様子を見るのは、まるで「言ったとおりでしょ」という感覚なのですが、それでも私は毎回驚かされます。私は傍観者として応援しています。このライヴ・アルバムは、エイドリアンからの寛大な贈り物です。新しい曲、レアな曲、お気に入りの曲など、さまざまな曲を、観客の前で、そして舞台裏で演奏しています。 約120分の収録時間で、曲や短い物語たちを、リール・トゥ・リールとカセットテープで録音したこのライヴ・アルバムは、従来のライヴ・アルバムとは一味違うものにしようという試みのもとに制作されました。『Bright Future』ツアー中の3日間にわたって録音された今作は、友情を主軸にして作られたものであり、友人から友人への愛情あふれる記念品として制作されたものです。目を閉じて、リラックスして、映画を見ているような気分で聴いてみてください。(能動的に聴くことで、録音された音の細部に隠されたレイヤーが明らかにされていくでしょう…)どうぞ楽しんで聴いてください。”
◆◆ Release Information◆◆

ARTIST : Adrianne Lenker (Big Thief)
TITLE : Live at Revolution Hall
RELEASE DATE : 2025.04.24
LABEL : 4AD
◆ Artist Biography
Adrianne Lenker|エイドリアン・レンカー
エイドリアン・エリザベス・レンカーは、アメリカ合衆国・インディアナポリス出身のミュージシャン。 ビッグ・シーフのリードボーカル・ギタリストとして知られる。2006年にレンカーは13歳で初のソロアルバム『Stage of the Sun』を発表した。2014年には2作目のソロアルバム『Hours Were the Birds』を発表した。レンカーは、将来バンドを組むことになるバック・ミークとともに2枚のEP『a-sides』『b-sides』も発表している。レンカーはミークと出会った後、2015年にニュー・ヨークへ引っ越した初日にビッグ・シーフというバンドを組んだ。2018年10月5日には、3作目のソロアルバム『abysskiss』を発表した。2020年10月23日、レンカーは2作のアルバム『Songs』『Instrumentals』をレーベル4ADより発表した。その後、実に4年ぶりとなる『Bright Future』を2024年3月22日に 〈4AD〉からリリース。
Instagram : @adriannelenker