
– NEW RELEASE –
Unreal
Legss
ロンドンのアート・ロック・バンド、レッグスが待望のデビュー・アルバム『アンリアル』を9月12日にリリースすると発表した。
先行としてシングル「909」が10月開催のUKツアーの日程と共に発表され、話題を呼んでいる。
容赦ないインダストリアルなストンプを軸にした「909」は、おそらくラジオについて歌った最も神経質な曲だろう。 メンバーであるネッド・グリーンによる人間観察は、徐々に狂気へと堕ちていく。 「それはあなたの意見であり、あなたが決めること」という不穏なリフレインが、平凡なものの中にメロドラマを見出すというカルテットの特性を示している。 このシングルについてバンドは以下のように語る。
「”909″は数年前からいろいろな形で存在していて、どこかに10分のディスコ・バージョンがあるはずだ。 この曲は、僕たちと共に発展し、何度も修正が重ねられ、そして今、やっと最終形として完成した。ラジオ・ポッドキャストにハマった、9時から5時までの5人暮らしの荒涼でキュビズムに満ちた低音支配された生活の中でね。」
精神的にはレフトフィールドのままだが、レッグスの最新作には繊細さがあり、より親しみやすいサウンドへの移行を反映した新たなポップ感覚がある。 近寄りがたさには安心感があり、このマントを脱ぐことで、バンドはエキサイティングであると同時に神経をすり減らすような真剣さに開放される。 この新しい方向性は、彼らの特徴である世界を構築する美学と相まって、ドラマーのルイス・グレイスによって音に反映され、アルバムはバラッツ・アルタッチ(Ugly、Katy J Pearson、Broadside Hacks)と共同プロデュースされた。
また、デビュー・アルバム『Unreal』の発表に際し、バンドは以下のように語っている。
「”Unreal”は、僕たちの一生の仕事のように感じている。まだ作品の一部を見届けている途中だけど、これほど誇らしいことはないよ。このアルバムは、ミスコミュニケーションや、日常生活における非現実感/不気味さ、悲劇的なものや、コミカルなものなどについてを盛り込んだ作品になっているんだ。」
ファッションや音楽、幅広い活動で注目を浴びる彼らのデビュー・アルバムに乞うご期待。
◆◆ Release Information◆◆

ARTIST : Legss
TITLE : Unreal
RELEASE DATE : 2025.09.12
LABEL : The State 51
◆ Artist Biography
Legss|レッグス
複雑なギター、不穏なモノローグ、テクニカルかつ荒々しいリズム・セクションを融合させ、独自のサウンドを創り出すアートロックバンド。ロンドンで結成された彼らは、実験的でダークな要素を含ませた風刺的なデビューEP『Writhing Comedy』を2019年にリリース。その1年後、パンデミックの影でリリースされた2nd EP『Doomswayers』は、BBC Radio 1 の Jack Saundersと、BBC 6 MusicのSteve Lamacqによって支持された。シングル「Hollywood」のリリース後、The state51 Conspiracyと契約し、2023年に教会にてレコーディングが行われた3枚目のEP『Fester』をリリースし、『Sunday Times』、『Quietus, Independent』、『Line of Best Fit』、『So Young Magazine』、『DORK』、『L&Q』、『DIY』などで絶賛された。2024年、バンドはサイモン・レイノルズによって、マーク・フィッシャーの『Ghosts of My Life』再版のあとがきに掲載された。Ghosts of My Life (Zero Books)の再版の後書きにサイモン・レイノルズが名を連ねている。
メンバー:ルイス・グレイス(ドラム、シンセ)、ネッド・グリーン(ヴォーカル、ギター)、ジェイク・マーティン(ベース)、マックス・オリバー(ギター)。
Instagram : @legssssssssssss